みなさんこんにちわ。なんとですね!このレンタカー回送業務日報シリーズvol.2を迎えました。これはシンプルに嬉しいです。前回(初回稼働)は朝から夕方までの稼働申請で回送したわけなんですが、正直物足りませんでした。というのも移動中の時間や待機時間などが、ほとんどなので実際の回送している距離なんて100kmもないほどでした。
…という前回の反省点を活かし、今回は夜から翌日夜までの約25時間での稼働申請をだしてみたところ狙い通りの中・長距離回送の仕事を請け負うことができたんです。今回の記事は初の中距離回送となる愛知県名古屋市ー長野県長野市と長野県松本市ー愛知県蒲郡市の回送についての記事となります。
普段から利用しない駅は乗り方がわからない

この日は本業の病院での看護師のお仕事が遅番(10時00分−18時30分)だったので、仕事終わりから回送業務の稼働申請を出していました。始めは仕事終わったその足で車を運転して中距離回送とか大丈夫かな…と若干不安を抱きながら、いつも乗車する多治見行きではなく反対方面の名古屋行きに乗り、JR新守山駅からJR名古屋駅まで移動しました。
このルートは何度も日頃から利用している乗り方だったので、なんにも迷うことはなかったんですが、ちょっとした問題はこの後に起こったんです。
ここですよ…近鉄。普段まったく利用しないんで券売機の操作方法さえパッと見ただけではすぐに理解ができず数分考え込むレベルでした笑。車両の引き取り時間のこともあったので、そうもゆっくりしていられる余裕もなかったため、今振り返っても思うんですが、このときの僕…結構焦ってました笑。
どこのホームにやってくる何の電車に乗れば目的地(近鉄黄金駅)へ行けるのか…さっぱりわかりませんでした。こういうときに頼りになるのが駅員さんですよね。
聞いてみたんですよ。この電車って黄金駅停まりますか?って。そしたら出発間際だったのか、停まりません!と語尾強めに半分怒られたような感じで言われました…きっと大忙しなところへ僕が話しかけてしまったのがいけなかったんやと、そのとき解釈しました笑。んまぁ、そんなこんなで最初の目的地でもある近鉄黄金駅へ無事到着!
近鉄黄金駅到着

乗り慣れない近鉄電車に乗ることわずか2駅分で最初の目的地である”近鉄黄金駅”へ到着しました。ちょっと、すぐそこが名古屋駅なのにも関わらず駅舎はとても簡素な作りでプレハブ小屋みたいな感じでした。Twitterでは、”はまムービー”でこのときの様子をお伝えしていましたが、ここから引取車両が駐車してある指定駐車場まで歩いて移動するわけなんです。
そう…グーグルマップ大活躍です笑。ぶっちゃけ、この近所って20歳代で離婚したときの元嫁さんの実家の近くで、ここらへんを歩いているときはなんだかとても変な気分でした。そんなこんなで指定駐車場に到着です。辺りは結構暗くて、まるで駐車場を物色する僕はどこから見ても不審者同然です笑。
あらかじめ、メビウス21さんからダイヤルキーの暗証番号とかキーボックスの暗証番号などは会員サイトで教えてもらっていたので、これを頼りにチェーンを外し、該当する車両のキーを見つけ出し、引取車両を発見します。
まぁ、外はなかなか暑かったので、なによりもまずはエンジンをかけエアコンをつけて車内を涼しくしたかったんですが、周囲は住宅地…時刻は20時を回っていました。おまけに事前情報にはアイドリングは禁止。過去に騒音クレーム発生事案あり。などと情報があったもんだから、とりあえず側道まで車両を移動させ、住宅街を抜けてからタイミング的には遅くなったんですが、車内のライトとスマホのライトを頼りにして、車検証の確認やキズチェックなどを行い、前任者からの引き継ぎで長野県まで回送するという内容だったので前任者さんの伝票をチェックし、自身の伝票も作成し準備を一通り終えるといよいよ長い旅路の始まりです。
今回の1台目の回送車両紹介

指定駐車場の門などを施錠してセキュリティーを整え終わると時刻は21時30分になろうかというところでした。病院の仕事が終わってからすぐは、うまいもんをどっかで食べて、どこかの銭湯で風呂でも済ませて…なんて完全な旅行気分にしたっていたんですが、時間をみると、昼間に思い描いていた夢というか妄想は一気に崩れ落ちました笑。
車を走らせていると”どんどん庵”を見つけ、時間も時間だったのですかさず、どんどん庵へ入店です。なんと閉店までわずか30分しかなかったんですが、まだラストオーダーは受け付けてくれるってことで、ざるそばを注文して、急いで食べて、急いでお店をあとにしました。
今回、回送する車両はトヨタのヴィッツです。さすがはレンタカーといったところか高年式です。レンタカー回送では、まずボロボロの車ってのは基本的に無いので実際運転していても快適です。ですが同時にプレッシャーも半端ないですけどね。
ルートは国道19号をひたすら北上
食事を済ませた後は目的地へ向かうべく、国道19号線を名古屋ー春日井ー多治見ー中津川ー南木曽と北上します。中津川近辺までは、よくレジャーなどで利用していたことなどもあり、半分お庭感覚だったので、そこまでの新鮮さはなかったんですが南木曽あたりに入ってくると、走る道の感じもかわってきて、すこしずつですがワクワク感が増していきました。辺りはトラックばかりでこれまた夜中にしか見れない光景なのかとても新鮮な景色ばかりです。
長野県塩尻市内で休憩

しばらく車を走らせていると長野県塩尻市辺りで24時間営業のドライブインを発見します。国道19号線沿いにあり、とてもはいりやすかったです。
やっぱりあったコインシャワー

お店の中にはいると、自動販売機やちょっとしたレトロなアーケードゲーム。そして麻雀格闘倶楽部というゲーム筐体がおいてあり、他にもコインシャワーやコインランドリーに洗面所なども揃っており、奥の方へ進むと、コンビニがありました。
隣接したコンビニで急遽購入

先程みつけたコインシャワーを浴びるために、着替えは持ってきてはいたんですが、シャンプーやボディソープなど用意していなかったため、タオルもなかったし、急遽コンビニで購入することにしました。
ファースト・ミッションコンプリート

まずは1つ目のミッションをこなし終えて徒歩にて”長野駅”へ移動だったんですが、幸いにも納車先のクライアントさんの目の前が長野駅だったので、数十分歩かされることもなく、非常にスムーズに駅にいくことができました。
さすがは長野県の中心地

次に向かうところはもちろんきまっていたんですが、どうせなら長野駅周辺の景色も自身の目で見ておきたいなと思い、切符を買ったあとも改札へはすぐに向かわず、共用通路の突き当りにある大きな窓から駅周辺を見渡すような感じで写真を一枚撮ってみました笑。
ちょっとこの辺の景色を楽しんだあとに、いよいよ”松本駅”へ向かおうとするんですが、時刻表を3度見くらいしちゃいました。なんと松本行は1時間に2本あるかないかくらいのもので、おまけにワンマン列車ときたではありませんか笑。
どんな田舎へいかされるんや…とこのときはおもっていたんですが、次の電車が出発するまで40分近く待つこととなってしまい唖然としてしまいましたよね笑。
駅は大きいが本数は少なめ

駅は本当に大きいです。新幹線は通ってるし、特急停車駅でもあるし、3つくらい路線が別れていて、まさに信州を代表する駅なのには間違いないとおもってるんですが…
いかんせん本数が少ないです…たまたま僕が乗ろうとしていた路線が本数少ないだけだったのかもしれませんが、こういうときってアレですよね笑。地元と比較したりしません?自分の地元より駅の発着数が多いだけで(めっちゃ都会やん!)って思ったり、逆に本数が少なければ(ちょっと田舎だなぁ…)って思ったり。これって絶対あると思うんですよね笑。
都会じゃあり得ない…駅構内に喫煙所発見

最近どんどんタバコ社会は肩身の狭い思いをしていると思いますが、ここには楽園がありました笑。なんと駅の構内(ホーム)に喫煙所があるじゃないですか!ここを見つける少し前に”喫煙所”っていうポスターというか掲示物を目にしたんですが、結構遠くから目をかすめるように眺めていたので、その時は”待合所”だと思い込んでいたんですが、あちらこちらにタバコのロゴというかイラストがあったりして、ん…?って思ったんですよ。
それもそのはず、禁煙マークじゃなくて、タバコのイラストに矢印が付いているわけですよ?こんなことって今どきの都心部では、まずありえないことですよね。驚きました!しかし、これだけではありませんでした!このクソほど暑い昼中にエアコンがついた小さなお部屋が喫煙所になっとるんですよ!外にはハンドタオルを片手に汗を拭きながら電車を待っている他の非喫煙者の方々がいるのに、エアコンが付いとるんですよ?これをオアシスと呼ばずしてなんと呼びましょう笑?
僕は電車が来るまで、ここで待ちました。タバコを吸い終わった後も、ここで電車を待ち続けました。涼しかったので…そう凄くね笑。
JR松本駅まで1時間30分のぶらり旅

そして涼しい喫煙所でしばらく待っていると、ようやく僕の乗るワンマン列車のご到着です。もう電車が到着するときは、絶対にブログで使おうと思いスタンバイしていました。シャッターチャンスは1度限り…うーむ笑。撮り鉄さんの精神に少しだけ触れることができたのかもしれません。40分待ってようやくきたこのシャッターチャンス…これを取り逃したら僕の場合は一生撮ることができない…まさにそんな考えでスマホを握り、若干膝を地面について電車がかっこよく映るように努力したつもりだけど、伝わるかな笑…
ってなわけで、このワンマン列車に乗って、松本を目指すわけなんですが1時間半も電車に乗っていなくてはならない苦痛…いや。まじで途中から飽きてきました。
日本でも指折りに入る絶景車窓らしい

結構、飽きてきたな…早く松本駅に到着しないかなぁ。っと思っていると電車の車掌さんのアナウンスが入りました。見出しにもあるように日本で美しい車窓3選だったかな。ちょっと記憶曖昧ですが、日本の中でも屈指の美しい車窓(電車の窓から見える外の景色のこと)であることは間違いなさそうです。
ここでびっくりしたのは、電車が駅に着くじゃないですか?そしたら電車がバックして走るんですよ。別に終点での折り返しでもないのに…
なんでなんだろと思って調べたりはしてないけど、想像するに標高が高いところを走行するので単純に電車が登れないために、人間でいうところの階段みたいな感じで電車も登っていたのかなって思います。その後電車はまた前進して先を進むようになりました。
名古屋−長野県長野市編はここまで
いやー、今回はめっちゃくちゃ長くなってしまうようなので、急遽ここらへんで記事を区切りたいと思います。次回は長野県松本市−愛知県蒲郡市編をお届けしたいと思います。
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